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Web の何が好きなのかについて

Webオタを自称する人に、Webの何が好きなのか聞いてみたい。 私にとってWebは道具とか手段でしかなくて、「好きになる対象」にならないんだよな。 好きになるのはWebを通じてであったものとか人なんだよなあ。私は。

tumblr を眺めながら、つい反応したくなり、勢い良く書いていたら長くなったので、ブログに書くことにしました。

Web オタを自称するべきかわかんないけど、Web で楽しいことをしたり、サービスを使ったり、作ったりしていたい人としての意見。

これはまったくおっしゃるとおりで、Web を通じて出会ったもの、人が楽しい。

では、「好きになる対象」かどうかという点について。手段として好きか嫌いかという話だと、例えば「電話は好きか」「メールは好きか」「手紙は好きか」という手段の種類同士の比較をすれば適切なのかもしれません。

(ちょっとずれてしまうかもしれないけど)手段別好き好き比較

電話
  • 電話は好きか・・・好き。でも、相手の状況がわからないから、用件がないかぎり自分からあまりかけない。
  • 電話のなにが好きか・・・遠くにいても、相手の声をすぐに聴けるところ。手紙やメールではできない、即時のコミュニケーションをできるところ。ちょっと昔の遠距離恋愛にはなくてはならないものだった。
  • 電話好きがこうじて、私はどうなったか・・・「コミュニケーションの即時性」ができるという道具としてノーマルに使うだけでなく、とうとう道具として手段として惚れ込み、知識欲がわいてくる。電話の機種・デザインにこだわるようになったり、携帯電話であれば、キャリア別に何が出来るか音質はどうかなどを探求したりする。一時期電話廃人だったころは、基地局を見て、種類を判別して、この辺は私の電話、電波強い!などと興奮していた(今はもうだいぶ醒めたけど)。もはやコミュニケーション以外の部分で「好き」な分野が広がってしまう。
手紙
  • 手紙は好きか・・・好き。
  • 手紙のなにが好きか・・・電話やメールで伝わらない温度や質感・いろんな感情が伝わる感じ。手書き万歳。そして、保存しておいてあとで読み返す楽しみもある。どっちかというと貰うほうの喜びのほうが大きいかもしれない。書くほうも好き。文字やイラストでいろいろ伝えることができる。
  • 手紙好きがこうじて、私はどうなったか・・・いつ返事がくるともしれないもどかしさにはまった。遠くはなれているほど、あえて手紙を送るようになった。そして、手紙を通したコミュニケーション以外の、手段に惚れる部分では、便せんのお洒落度合いや紙の質にこだわるようになった。(特に小学生のころなんかは、文通していた親友がいて、毎回送る手紙のデザインを変えて楽しんでいた)そして便せんコレクターになっていって、本来の楽しみ方からずれていくのが私がおたくゆえ、なのだろうか、
メール
  • メールは好きか・・・(相手によっては)好き。
  • メールのなにが好きか・・・特に携帯電話のメールに限っては、手紙より電話より気軽にレスポンスをもらえるところ。寂しがりやの私にはやっぱり手軽にコミュニケーションできるので楽しみやすい。
  • メール好きがこうじて、私はどうなったか・・・(これも、コミュニケーションの枠を超えて、手段に惚れだした)どのキャリアでどの絵文字が対応しているかというのが自然に頭にインプットされてくる。キャリア別の文字数制限の差、文字コードやプロトコルなど、別の分野に興味の対象が広がって行ってしまう。そしてまだ私の中でもいろいろ勉強中なところ。
で、最後に Web
  • Web は好きか・・・好き。
  • Web のなにが好きか・・・やっぱ、身近に暮らしていて出会えない人に出会えたり、出会いたいと思っていた人に出会える機会が多いところと、情報発信することで見知らぬ誰かに反応してもらえるかもしれないドキドキ感。
  • Web 好きがこうじて、私はどうなったか・・・
    • 情報を発信することで得られるコミュニケーションの楽しみを覚えた
    • 世の中にあるいろいろなサービスを使って試す楽しみができた
    • 自分が情報を発信するために HTML などを勉強したくなった → HTML を効率よく生成するツールに出会った → ツールを使うことそのものの楽しみに没頭した → HTML の要素のひとつひとつの意味を覚えることが楽しくなった → HTML の要素に萌えすら感じ始めた → 情報発信<情報発信のための手段の学習に偏ってしまった → (ありり、これでいいのか?と思うところはある)
    • Web 業界に転職した
    • 素敵な人と沢山の出会いがあった
    • 昔仲良かった友達に再会できた
    • 手軽に、同じ趣味趣向の人のいろいろな考えを知ることできるようになった

こうして振り返ると、コミュニケーションの手段として「好き」になった副産物として得られるものとして「知識欲を満たす」ところが、ほぼ共通しているような気がしています。

Web を通して仕事を得たり、転職したり、思いがけない友達に出会ったり、再開したり、また、恋愛したり、というのを経験してきた私としては、たしかに Web はひとつの手段なのだけれど、Web でしか叶わない「レスポンスの早さ」が好きでもあり嫌いでもあるところだと思っています。

サービスを通して、たとえば日記・写真や、そのとき聴いていた音楽を保存できる。このことは、いつでもどこでも手軽に人の思い出にアクセスできるといえます。その思い出のカケラがきっかけに、思いがけない人との出会いがある。これってすばらしい。

でもね、思い出はぼんやり美化されることがいい場合もあるし、きっちり残していつでも振り返るのをよしとする場合もあるし、一長一短ですね;;

で、何がいいたかったのかというと、Web を仕事にした私として、このように得られた楽しみを、得るだけじゃなくて、提供できるようにならなきゃなー。ってことで。まだまだいろんな意味で勉強が足りないのです。自戒をこめたつもりが、無駄に長くなってしまいました。ごめんなさい。

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